よくあるご質問


 

Q-1)水分子を微粒子化しているようだが、どうやって確認したのか?

水分子集団(クラスター)の微細化は、NEC高津研究所にて、核磁気共鳴装置(0NMR)をしようした測定結果が有り、水道水118z、イオン交換装置水90zBSC循環濾過水48HzRO膜濾過機使用で48時間循環濾過後)との測定結果でした。

  また、そのような精密測定を行わなくてもBSC設置後の水面を時間経過とともに、斜めからフラッシュ撮影を行うと、水面の乱反射率が大幅に増加し、水分子集団が微細化したことが確認できます。

 

Q-2)「スケール防止」と「腐食防止」両方に効くとは矛盾していないか?

BSCは薬剤などとは違い、酸化チタンのマイナスイオン化酸素放出と未イオン化酸素の吸着、即ち酸化還元(電気分解)により、酸化還元電位や溶存酸素の調整を行う為に、腐食部がマグネタイト化し腐食対策が行えますが、同じように水中のミネラル分、即ち金属イオン(Ca,Ka,Na等)をセラミック中の微弱電流発生機能でマイナスイオン化する為に、スケール、スライム、腐食を同じに対策できます。

当社の水質分析推移グラフや、資料写真を参照ください。効果を確認できるはずです

Q-2)−1 赤錆から黒錆に変わるのにどのくらい時間がかかるか?

当社のBSC処理装置は問題点を分析し、効果確認テストを行い問題点の解決を確認後に購入していただくシステムの為、他社のように画一的に選択表や価格表で対応できるものでは無いと考えております。したがって、お客様の問題点の条件設定により効果は最短で3日、最長で180日となっております。  

Q-2)−2錆組織の変化をX線解析した事例があるか?

平成81月から5月にかけて、飛島建設の建築技術開発部が実験循環装置のより測定した事例があります。

@実験の設定

 8年間使用し真っ赤に腐食して故障したポンプと、パイプ内面が錆びたガス配管を接続して、沈殿槽内に錆鉄片10枚をセットした。

A錆部変化の分析と観察

沈殿槽内の錆鉄片を10日毎に1枚ずつ取り出し、状態変化を観察する。また、その鉄片を分析機関に分析依頼する。

A錆鉄片の分析結果

 

 財団法人 化学検査協会 測定

テスト方法・・・・X線解析による測定

   測定装置 ・・・・フィリップスX腺解析装置PW17101729

固定した母材

JCPPSNO

相対強度

αFe(母材)

6696

++++

Fe3O4(マグネタイト)

19629

α−FeOOH)(ゴエタイト)

29713

Fe3C(セメタイト)

35772

※測定解説 α−Fe(母材)以外にFe3O4(黒錆)、α−FeOH)、Fe3C(セメタイト)が少量検出された。

上記の結果により、BSCにより短期間にて変化して、防錆効果を発揮している事が検証された。

 

2)−3腐食防食協会で運営されている新水処理技術研究会や腐食関係の書物では様々な実験の結果から以下の様な見解を示している。

@理由ははっきりしないが、スケールには効果が有るようだ。

   A腐食にはあまり効果がない。

  耐スケール・耐腐食性について再現性のあるデータを提示できるか?

 新水処理技術研究会や腐食関係の見解は、当社においても同じ意見です。既存の水処理器では効果の再現性や問題点の複合的状況に対応出来ず、効果の確認方法と納入後の追跡調査もままならない状況と判断しております。腐食・スケール・スライムの同時対策が出来るBSCの他に現状ではないものと確信しております。データにつきましては、添付資料の中に入っておりますが、これはあくまでも納入させて頂いたお客様の喜んでいただいている参考資料として考えて頂きデータや効果の確認は、貴社のお困りの水で確認して頂く事が最良の確認方法と思われます。

 

 

 

 

Q-3)殺菌効果もあるようだが、最近問題になっているレジオネラ属菌にたいしても効果があるのか?

日本工業出版「建築設備と配管工事」増刊号第39巻第14号に当社が載せたレジオネラ菌撲滅対策とBSC水処理器を参照願います。薬剤などの副作用的問題を一切起こさずに嫌気性のバクテリアを完全に撲滅することができます。参考資料も合わせてご覧ください。

 

Q-4)水質管理はどうすれば良いか?

冷却水系統に磁気処理装置を入れた現場で薬注・水質管理を全く行わなかったところ、配管がスケールで閉塞し破裂した事例がある。この現場では、硬度成分の比較的高い井水を補給水としていた。問題点は?

上記の問題点は、磁気による水処理が有効なのはスライムのみに有効で、スケール・腐食については効果がはっきり現れないと考えています。

当社のBSCは、原則的に水質管理は不要です。スケールの原因となる水中のミネラル分が1リッター中に10,000ppmを超える濃度成分がない限り、BSCはミネラル分(金属イオン)をマイナスイオン化し、微細化した綺麗な水と不純物に分離する為に、サラサラな沈殿物が増加するだけで、スケール化しません。BSCは温泉スケール対策として開発された水処理器なので通常の井水はまったく問題がありません。日本国内において一番ミネラル成分が多いといわれている有馬温泉(カルシウム硬度 20,000ppm)にてもBSCによる配管スケール対策として納入しております。

 

栗田工業では、補給水の水質や循環水量を考慮した薬剤無の物理処理システムを実際に供給している。

 

他社でも環境バイオテクノロジーによる、エコ処理方法をいろいろと開発しているといもいます。当社のBSCも自然界にある好気性バクテリアを活発にさせる働きがあり、その他の複合的効果と合わせて作用するものと考えております。

 

  Q 冷却水などは特に、補給水の水質によって各種水質項目の濃度管理をすべきではないか?

 

BSC設置後に、10日間隔で7項目の水質分析を行い、スケール項目としてph・全硬度、腐食項目として亜鉛・鉄、スライム項目として亜硝酸性窒素、総合判断項目として色度・濁度を分析します。これらの項目は10日間隔で変化しますが、問題が無い場合や効果が完了した場合は、0数値や一定数値で安定化し、変動がなくなります。

効果確認後も、メンテナンス契約を頂くことにより一定期間毎に水質調査を行っていきます。

 

  Q 補給水の水質や循環推量を考慮してシステムを設計しているのか?

 

BSCの選定は、必ず設置前に水質分析を行うことでスケールや腐食、スライムの状況を把握出来るノウハウを持っております。

この水質状態と、配管距離、補給水の水質、設備の経過年数他を全て考慮し機種選定を行います。したがって、既設の水処理対策よりも新設の水処理対策の方が、費用が安く効果を発揮すると言えます。

 

Q-5)トラブルが発生した場合の対応は?

 

BSC効果確認後に販売契約を結んで頂き、また、同時にメンテナンス契約を締結して頂くことになります。

これにより、6年間の水質保証を当社にて行います。

 

契約時の設備・水原状態にある限りは、当社にてトラブルに対する対応保証を行います。

   

お客様にてメンテナンスを行って欲しい内容は、BSC効果安定後は突発事故皆無・スケール問題解決・腐食問題解決になります。しかし、濾過器の設置していないところではの冷却塔では、沈殿物が増加しますので定期的な水換えでこれらの沈殿物の排除が必要になりますが、その他の薬剤廃止、ブロー水廃止を行ってもトラブルは発生しません。

 

以上

 

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